前回は私が過敏性腸症候群になった経緯をお話ししました。
今回は私が完治までに行ったことをご紹介します。
ちなみに
・冷たいもののとりすぎには気を付けましょう
・コーヒーや紅茶などカフェインは避けましょう
・十分な睡眠時間をとりましょう
・規則正しい生活をしましょう
・アルコールはやめましょう
・消化のいい食事にしましょう
・刺激物は控えましょう
・乳製品を飲んだ日におこるなら乳製品のせいかもしれないのでやめましょう
・・・
という基本!?はすべて行っていましたが体調に変化はありませんでした。
市販の整腸剤など
病院で整腸剤をだしてもらっていましたが、私には効果が感じられず・・・。
4年目から、本当に仲のいい友達に軟便と下痢に悩んでいることを話すと、友達の旦那さんも同じ症状で市販の整腸剤を続けてから調子がよくなったと聞き始めたのがエビオス錠 。
ビール酵母含まれる栄養素の働きで胃腸の働きを活発にし栄養補給にもなるらしい。
2,000錠入りを買い飲み続けるとプラシーボ効果もあるのか確かに少し調子のいい日がありました。
軟便・下痢で体力も落ちていたので、ちょうどいいなと続けていたけれど、1回に10錠も飲まなければいけないのが辛かった。
何度もおえっとなってしまい飲むのが苦痛になり、飲み切ったと同時に中止しました。
私は今回初めて知った商品でしたが、実は他の友達も愛用者だったりと意外に飲んでいる人が多くてびっくり!
せめて5錠くらいなら続けられたんだけれど・・・
体をあたためる
軟便・下痢で体力が落ちてきたのか冷えを感じやすくなっていました。
そこで気になったのがさらに冷えに弱い体になっているんじゃないかな?ということ。
冷えのことを調べていくうちに、体を冷やす食べ物と温める食べ物があることを知り、取り入れていました。
生姜焼きや紅茶などにしょうがパウダー を入れ、普段の片栗粉かわりに本葛を使いました。
特に葛は体をあたためる作用が強いので、家族が風邪をひきそうだなというときはスープに葛でとろみをつけるなど、大活躍!
高いので躊躇しますが、我が家には必要だなと大袋で買い続けています。
愛用のしょうがパウダー↓
愛用の本葛↓
東洋医学が気になりいろいろ読みました。一番参考にしたのはこの本。
自律神経を整える
妊娠中にめまいで倒れたり、仕事中ストレスや疲れがたまると耳が聞こえにくくなったことがあり、「自律神経が乱れやすいタイプ」と言われたことが気になっていました。
そこで自律神経を整える方法を調べて実践!
その内容の多くは過敏性腸症候群にもあった基本的な生活習慣を整えることでした。
自律神経を整えるために私がしたことは、
・日光を浴びる
・聞くだけで自律神経が整うCDブックを聴く
・温冷浴
日光を浴びることとCDを聴くことは簡単なのですんなりできましたが、荒療治的に取り入れたのは温冷浴!
42℃くらいの暑いお湯につかり、その後冷水シャワーを20秒ほど浴びる。を3回繰り返しました。
寒がりな私には冷水シャワーが辛かった!けれど1週間ほどすれば冷水シャワーにも慣れてきました。
体調不良で引きこもりのように眠っている体が目覚めてる!という気がして続けました。薬と併用して行っていた時期で、お腹の調子がいい日もあれば悪い日もある・・・という状態でした。
その後、効果はあるかなと思ったものの、冬の冷水シャワーに耐えられず徐々にやらなくなってしまいました。
下半身のトレーニング
友達がヨガをしていると聞き、どうやらヨガも体によさそうだと調べていたら、産後は骨盤周りが開きっぱなしになっていることからくる不調があるよう。
まずはさぼっていた骨盤ベルトを産後数年たっていたにも関わらずつけてみました。
これが気持ちいい!骨盤周りにポイントがありそうだな~と思いました。
こんなに骨盤が大事だったならケチらずに、妊娠中に迷った噂のトコちゃんベルト を買っとけばよかった・・・。
ちなみにこの話を友達にしたところ、同じ悩みをもつ友達のご主人も友達が産後用に買った骨盤ベルトをしているらしい。
そして骨盤ベルトで締めることに効果を感じた私は、産後の産褥体操にも下半身を締める体操があったなと思い出しやってみることに。
さらに体について調べていたら「ロングブレスダイエットをしていたら過敏性腸症候群が治った」という体験談を発見したので、呼吸も一緒にやってみることにしました。
お尻を締め、膝同士がくっつくように内側に力をかけて10秒キープ。この時に息を吐き切る!そしてゆるめて一息休憩。これをできるだけ繰り返しました。
育児に追われていてつい忘れてしまうので、寝る前に布団に入ったら寝ながらやることに決め続けました。
初めは内側に力をいれる感覚が掴めずぎこちなかったのですが、続けるにつれてあきらかに力がいれられるようになってきました!
やることは地味ですが、私の中では効果があったと思っているので、治った今でも時折やるようにしています。
プチ断食
これも本で知った方法。消化器官を完全に休めることで、機能を回復する・・・というプチ断食。本格的な断食は専門医の指導がないと危険なようなので、1日のみのプチ断食をしました。
けれど食べなくても特に朝は白湯を飲んだだけでも軟便・・・。
やめようかと思いましたが、プチ断食をした後は体が軽い!体の感覚を信じて1週間に1度取り入れました
。軟便のときは食欲もなかったので苦ではありませんでしたが、徐々に体調がよくなってくると断食が辛い!
そこで固形物をやめるというゆるゆるプチ断食にしながらしばらく続けました。
プチ断食は私の中では効果があったと思ったので書きましたが、下痢をしているとどうしても食欲が落ちて体重も落ちるので、プチ断食でさらに具合が悪くなるなら絶対にしてはいけません。
下痢などで栄養状態が悪い時は白湯やリンゴジュースだけの断食は危険だと感じて置き換えダイエットの商品を使っていました。
治った今はほぼ断食せず、胃腸がが疲れてるなと思ったときは固形物をやめ、リンゴジュースや甘酒を朝ごはん替わりに飲んで胃腸を休めるようにしています。
とにかく諦めないで!!
軟便や下痢が続いていたころは、もう治らないんじゃないかとさえ思っていましたが、産後2年ほどは毎日軟便か下痢に悩まされていた私でも、5年かかりましたが日常を取り戻すことができました。
今では人並みに冷たいデザートを食べたり、お酒を楽しんだり、プールに行ったりしています。
お腹の不調は様々な要因で引き起こされることが多いようで、だからこそ長期間悩んでいる人はすぐに劇的によくなることは難しいでしょう。
けれど思いつくことを1つずつ試していくことで、自分に合う解決の糸口が見つかるかもしれません。
最低2週間は続けて効果がなければ次へ(特に乳酸菌などは2週間ほど続けないと体に合うか合わないか分からないらしい)、症状が変わらなくてもなんとなく体が心地よければもう少し続ける。
続けることで体に合うものや方法が見つかるはず!だから諦めないで!!
私もここにあげた以外にも手あたり次第本を読み、様々なヨーグルトや乳酸菌飲料、バランスボール、青竹踏み(100均一のもの)など思いつくものはたくさん試しました。
ずっと一進一退で諦めそうになりましたが、諦めないでよかった!
恥を忍んで長文を書いてしまいましたが、何か少しでもお腹の悩みを抱える皆さんのヒントになればいいなと思います。