5歳でひらがなが書けなかった息子が2か月ですらすら書けるようになった方法

家庭教育
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我が家は、以前に「自由保育ってただ遊んでいるだけ?臨界期から考える、幼稚園の選び方」で書いたように、幼児期には机上の勉強はさせてきませんでした。
そんな方針の元、同じように育てているのに、やはり個人の差はあるもので・・・。
上の娘は3歳の頃から文字に興味があり、お手紙を書き出たことでみるみる吸収し、年長になる5歳の頃にはひらがなカタカナはほぼ苦労なく書いていました。
で今回の話は下の息子。
こんなタイプのお子さんも多いんじゃないかなぁ?

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文字への興味がないタイプ

息子は工作などが好きなタイプ。
祖父母にお礼を伝えるとき、娘は手紙を書いていましたが、息子は空き箱で作った作品だったり、紙を切ったメダルだったり・・・と文字に興味がなかったんです。
そんな息子の年長の参観でのこと。
七夕が近かったので、短冊を書くことになりました。
もちろん息子はひらがなが書けないため、私が代筆。
それまで「一年生になるまでにどこかで文字に興味をもつきっかけがあるといいなぁ」と漠然と思っていましたが、横の席の女の子がカタカナもすらすら書いているのを見て、そろそろで本気できっかけを見つけた方ががいいかも?とちょっと焦りだした私(苦笑)
やっぱり我が子のこととなると、心配から強制をしたくなりますね(;^ω^)アブナイアブナイ。
けれど興味があるときの子どもの吸収力のすごさは十分知っているので、ワークをやらせるよりきっかけを作りたい!
親が意識して文字へ興味を持つようなきっかけを沢山作ってみることにしました。

おやつに名前を書く

まず、初めにしたいのは、名前が書けるようになること!
それまでも自分の名前は何度も見ているので、読めるけれど書けない状態でした。
そこでおやつに名前を書く作戦( ̄▽ ̄)
めったに買わないプリンなど買っておき、我が家は姉がいるので、「お姉ちゃんが間違えて食べると困るから名前を書いておいたら?」と声をかけ、一緒に書きました。
もちろん「書けない~涙」となっていましたが、ここは忍耐。
最初は一文字だけ。
それでも「名前を書いておいたから○○(息子)のだってわかったよ~」と渡して、文字が便利だということに気づけるように声をかける!
このとき字が少々変でも大筋の形があっていれば何も言いません。
とにかく便利!と思わせてことあるごとに名前を書いているとすぐに名前はマスター。
食べ物の執着はすごい(笑)
名前が書けると、文字を書くこと自体へのハードルはぐんと下がります。
第一段階完了。

家族や友達の名前を書く

初めて字が書けるようになると自信満々!
そのタイミングで手紙を提案しました。
もちろん全部字を書くとなると一気に嫌になるので、「折り紙で作ったものに名前を書く」「絵を描いた紙に名前を書く」などで十分。
このときに自分の名前は書けるので、「これに渡す人のお名前を書いて置いたら、もし落としても誰のかわかるよ~」と相手の名前が書くよう促しました。
特に先生は喜んで受け取ってくださるので(先生にとっては文字への興味としての指導の一環という側面もあるので、褒めてくれることが多い)、子どもも喜んで書いていました。
このあたりから、「これにひらがなが全部書いてあるから、どう書くんだっけって迷ったら見たらいいよ~」と ひらがな表 を用意しました。

遊びや生活の中でもひらがなを取り入れる

ここまできたらあとは機会を増やすのみ!
ごっこ遊びをしていてお客さんになってと言われたら「メニューがないのでわかりません。メニューを下さい」と言ってみたり、何か渡して「宅配便です。サインをお願いします」と書かせたり(笑)
家事をしていて誘われても遊べないときは「お母さんが忘れないように招待状を書いて~」と言ってみたり、機会を見つけて書かせまくる!
親も大変ですが、1週間もするとひらがな表をみながらほぼ書けるようになりました。

書くのが楽しくなってきたら「学校ごっこ」

これは年長児を担任していたときにも文字への関心が高い子供たちに取り入れたことがありますが、学校ごっこと称して机に座って迷路や運筆ひらがなを書かく環境を作ります。
あくまで遊びとして。
すると子ども達は「小学生みたいでかっこいい!!」とノリノリで楽しんでやりだします。
息子もこちらが働きかけないと、ひらがななど勉強には結びつかなそうだったので、学校ごっこと称してひらがな特訓を1週間ほど続けました。
初めは運筆から。けれど学校ごっこをしているつもりの本人は簡単すぎで「もっと難しいのしたい~」となるので、(思惑通りに)ひらがなの練習帳をやらせることにしました。
息子は姉にあこがれ、進研ゼミをやりたがっていたので、進研ゼミのキャラクターのワークを採用。
姉のおかげで、進研ゼミ=1日1チャレ(進研ゼミの時計が「いーちにちいちーチャレ♪と1日1回学習タイムを知らせる)だと思っている息子はそのまま1日1チャレを続け、今に至ります。(笑)
積極的にワークなどやらせるつもりはなかったけれど、うまい具合に習慣化できたので「学校ごっこの延長」な雰囲気で毎日続けているおかげで、2か月たった今では遊びの看板もこの通り。
(前日にいった焼肉屋さんの案内の再現らしい 笑)
「いらっしゃいませ」
「なんめいさまですか。あとでんわばんごうもおねがいします」
「そしてそれができたらおせきをごあんないさせていただきます」

学校に行けばひらがなの学習はゆっくり進むので幼児期からガンガンやらせなくても大丈夫ですが、やっぱり機会を見つけて書けるようになっておくと入学後の心理的負担は少ないはず。
幼児期はバリバリ勉強させるつもりはないけど、ひらがなが書けなくて心配だな~という方の参考になればと思います。

おまけ【息子が使用した教材】

・チャレンジ1年生のキャラクターの市販のワーク。基礎編。応用編はぐっっっと難しくなるので要注意。我が家は基礎のみ使用しました。

・入学の準備基礎編が終わり、迷った末にこちらを使用。中身はチャレンジ1年生と同じ感じ。

・上記2冊でほぼ書けるようになってから、100均のひらがな練習帳。
100均一のワークは書く文字が小さめなのでひらがながある程度書けるようになってからがおすすめ。

・4月からは進研ゼミ小学講座「チャレンジ1年生」を受講予定。
それまではこれくらいのワークでひらがなの定着とカタカナの導入までの予定。

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