【小学生の通知表】95点でも評価が悪いこともある?簡単に成績アップする方法とは?

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3学期制の学校ではそろそろ通知表の時期ですね。
我が子の成績は誰しも気になるもの・・・。
でもちょっと待って下さい。
今の親世代の頃と成績のつけ方が変わっているんです。

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相対評価から絶対評価へ

2002年の学習指導要領改正にともない、通知表の成績のつけ方は「相対評価」から「絶対評価」へ変わりました。
相対評価では3段階評価の場合、クラス内で3が〇%、2が〇%・・・と一定の人数が決まっていました。
なので「成績=クラスでの位置」だったわけです。
それが絶対評価になると、他の生徒との比較ではなく、本人の到達度によって評価されます。
つまり、極端な例をあげると、いつも95点をとっていた子が95点をとっていても2なのに、今まで30点だった子が90点をとって3なんてこともあり得るのです。

実際に評価されて感じること

この絶対評価、実は先生にとってはかなり大変な成績のつけ方なんです。
というのも、どこまでの到達度を目標とするのかを見極めるのはもちろん、保護者に聞かれたときには説明できる根拠が必要です。(クレームもありますし・・・。)

いざ我が子が通知表をつけていただくようになり感じることは、相対評価の観点はやはり残っているということ。
これは絶対評価が導入されたときにも議論がありましたが、例えば全員が思いがけず高い到達度を達成した場合、全員に3をつけるのを躊躇してたりと相対的な視点が入ってしまうことが多いはず。
そりゃ先生だって人間ですしね(;^ω^)
逆に全員が低い到達度だったら、自分の指導力を問われるということでもあるので、全員に1をつけるのは避けたいという心理が働くでしょうし。
つまり、絶対評価になったとはいえ、そこまで大きくは変わっていないんじゃないかと感じます。

最低評価がある場合は要注意!

先生によって3が大半の先生、2が大半の先生と、先生によって評価の具合が違うことが多い絶対評価。
だから「先生によって成績のつけ方が違うなら、3や2がいくつあるか数えても関係ないんだ~」と思っている人。
半分正解で半分不正解です。
通知表を見る上で、どの先生の評価でも絶対に注意してみるべきは、ずばり最低評価がついているかどうかです!
もし最低評価がある場合、よっぽどなにか根拠があって最低評価がついているはずです。
上でお話したとおり、今の成績では最低評価をつけなれけばいけない人数が決まっていません。
つまり先生もクレームがきそうな最低評価をわざわざ好んでつけません。
そんな中、悪い評価がついているということは、保護者に聞かれても説明できる「何か」があるはず。
面談など機会があれば「家でもフォローしたいので、どんな点に気を付ければいいのかアドバイスいただけませんか?」と尋ねてみるのもいいと思います。
ただし「なぜこんな評価なのですか?」と詰め寄らないこと!
今後につながる聞き方をするのがポイントです。

評価が悪い!成績アップする方法はある?

今まで話をまとめると、あんまり成績の良し悪しは関係ないんじゃないかとは思いつつ、やはりいい評価があると嬉しいものですよね。
通知表は学校によって様々ですが、その観点は現行は「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」から成り立っています。(2020年度からは「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「主体的に学習に取り組む態度」)
このうち簡単に成績アップができるのは「関心・意欲・態度」!
これはテストの出来ではなく、意欲。
つまり授業中、積極的に挙手していたり発言していた姿勢が評価されるので、答えが間違っていても、テストの点数が悪くても、意欲が評価されていれば最高評価がとれるのです!
逆にここに最低評価がついていれば、授業中の態度が相当悪いことが予想されます(;´∀`)
1つでもよい評価をとって自信をつけさせたい子どもには、この評価を狙って「ここに3がつくっていうことがんばって勉強しようっていう気持ち先生に伝わっているってことだよ。授業中、手を挙げたりはりきって答えたりすると先生にも伝わりやすいよね」など、声をかけてもいいかもしれませんね♪

その他、成績アップの最終手段は面談の際に尋ねてみるのも1つの方法です。
最低評価のところでも書きましたが、最低評価でなくても、どんなところに力をいれればいいのか尋ねれば先生の意図が分かることも。
成績が下がっていた・・・としょんぼりしていたら実は先生が子どもの特性をみて、今後の刺激のつもりですこし厳しめにつけた、なんてこともあります。
時々「我が子はこんなにがんばっているのになぜ2なのですか?」と詰め寄る方もいますが(実際に廊下まで聞こえていた・・・(+_+))あくまで通知表はその後の学習や生活につなげるためのもの。
一喜一憂せず、通知表を正しく受け止めて、今後につなげていきましょう!

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