【強い心を作る方法】感情に名前をつけてみる

体・健康
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今年入学したばかりの息子。
新しい生活が始まった疲れもあるのか、ささいなことで大泣きすることが増えてきました。
つい「泣いてても仕方ないよ。どうしたの?」と聞いたりなだめたりしていたのですが、ふと「あ!これってもしかして・・・」と思い出したことがあります。

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感情に名前を付けられない

幼児期の教育現場に携わっている方なら実感があると思うのですが、休み明けなどに突然「ママに会いたくなった~」と泣く子がいたり、いつもお話好きな子が泣いているときに「どうしたの?」と聞いても押し黙ってしまうという場面があります。

こんな時、子供たちの心の中では「感情に名前が付けられなくて戸惑っている」ことがあります。
先ほどの「ママに会いたくなった~」は本当にお母さんに会いたいのではありません。
友達に話しかけようと思ったけれど他の子が話しかけたからタイミングを失ったとか、遊びたい気持ちがまだあるのにお片付けの時間になってしまったとか、そんな理由が涙に繋がっていることが多々あります。
自分の心の状態が整理しきれていないだけなのです。

そんな時、周りの大人や友だちが「話したかったのに話せなかったから悲しかったの?」とか「もっと遊びたかったのに続きができなくて残念だったの?」と気持ちを言葉にしてあげることで心にストンと落ち、今度同じことがあったときには言葉で説明したり、泣かずに気持ちを立て直していけます。

そんな経験を幼児期にたくさん積んでいくことで、心が強くなっていくのです。

また感情だけでなく、体の状態が把握できていないことも、泣いたり暴れたりといった不安定な姿に繋がります。
冒頭に書いた、我が子の状態です(苦笑)
様々な出来事で泣いたり暴れたりすることがありますが、根底にあるのは「疲れ」。
本人はこれに気づいていないことがあります。
疲れのせいで普段なら気にならないことが気になってしまうと本人もつらいですよね。

例えば作っていた製作物のパーツが上手く接着できなくて大泣き。
そんなとき「上手くできなくて悲しかったね。でも今〇〇が泣いてのは疲れているからだよ。大丈夫。ちょっとゆっくりしようか」と声をかけると落ち着くことがあります。

本を読む

そんな話を研修で習ったり実感していたのに、いざ我が子となると全然できていなかったなぁと反省(-_-;)
まだまだ我が子は自分の気持ちに向き合って気持ちを整理することが難しいようです。
それで気持ちが整理しきれず、泣くことで発散しているんでしょう・・・。

少しずつ(私の気持ちに余裕があるときには 笑)丁寧に話を聞いて、気持ちを言葉にしたり整理できるように支えていくのが今後の課題です(;^ω^)

とはいえ毎度毎度丁寧にかかわることは難しいので、やっぱり頼るのは本!!
子どもが自発的に読まない子でも、もちろん読んでいる子でも、子どもが嫌がらなければ寝る前の読み聞かせは大切な時間。
子どもが不安定なときは、「あなたがだいすき」など、幼い時に読んでいた本や「愛されてる」と感じられるお話をチョイスします。

ピースの又吉さんが以前インタビューか何かでお話しされていてまさにその通りだと思ったのですが、
「読書は普段からなんとなく感じている細かい感覚や自分の中で曖昧だった感情を文章で的確に表現されているからおもしろい」というようなお話でした。(正確な言葉が思い出せないくてすみません)

まさにこの通りで、本を読むことで、モヤモヤ見えていなかった自分の気持ちがクリアになると、意外とたいしたことがないなと気づいて落ち着くものです。
普段から本を読むことは、こういった面でも有効です。

・・・と書きながら案外、大人の私の方が気持ちを整理しきれず一人でいっぱいいっぱいになっていることがあるかもと思いました(;^ω^)
本を読む時間はやっぱり大切にしていきたいです。

 

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